WORK TYPE
砂防・治山の工事|製品の選び方
法面・急傾斜地の対策に使う製品と工法です。小規模落石の防護柵や、堰堤・もたれ式擁壁の型枠を置き換える工法があります。
まず決めること
- 落石や崩壊土砂を受け止めるのか、斜面を抑える擁壁・谷止工をつくるのかで、選ぶものが変わります。
- 擁壁・谷止工をつくる場合は、プレキャストブロックを積むか現場打ちコンクリートにするかで分かれます。現場打ちを選んだ場合、型枠をどう省くかが次の判断になります。
条件から選ぶ
| 現場の条件 | 製品・工法 | 要点 |
|---|---|---|
| 落石を受け止めたい | SRフェンス出荷:大分県・佐賀県・長崎県 | 6.2kJ以下の小規模落石が対象。法尻に置くだけで用地買収・測量が不要 |
| ブロックを積んで擁壁・谷止工をつくる | ガーディアンⅡ出荷:大分県・熊本県 | 組立式の大型ブロック。重力式・不等厚に対応。谷止工は背面貫通型で前後を一体化 |
| 現場打ちの壁面型枠を省きたい | RSパネル工法出荷:全国 | コンクリート製の残置型枠パネル。解体・撤去が不要 |
| 既設の砂防堰堤を前面から増し打ちする | RSパネル工法出荷:全国 | 増し打ちコンクリートの型枠として使える。新設だけでなく既設の補強にも |
| 現場打ちの目地部(止型枠)を省きたい | SF工法出荷:大分県内 | 木製止型枠の代替。複数スパンを同時に打設できる |
ブロックを積む
ガーディアンⅡ(背面貫通型)
工場で組み立てた大型ブロックを据え付け、中詰めコンクリートを充填。現場は積み上げ作業のみ
現場打ちにする
RSパネル工法/SF工法
型枠をどう省くかが次の判断。壁面はRSパネル(残置型枠)、目地部はSF工法(木製止型枠の代替)
- 断面は同じ(工業会カタログの施工例:天端1.50m・H=9.00m・上流1:0.10/下流1:0.20)。変わるのは作り方と使う製品
- 現場打ちの工期は型枠で決まる。谷止工 H=9.6m・L=25.0m で木製止型枠43日、SF工法31日(打設回数11回→6回・実工事)
- RSパネルとSF工法がどこの型枠かは下の図
RSパネル工法とSF工法は競合する工法ではありません。RSパネルは壁面の型枠、SF工法は目地部の止型枠で、役割が異なります。
平面図(上から見る)
立面図(前面から見る)
- RSパネル工法=壁面の残置型枠。1000×1000を段積みし背面に生コンを打設。解体・撤去なし
- SF工法=目地部の止型枠。10〜20m間隔の目地材を留める木製止型枠の代替。複数スパンを同時に打設
一式で必要なもの
本体のほかに、組み合わせて使う製品があります。数量を拾うときはあわせてご確認ください。
条件が固まっていなくても構いません。図面や現場の状況をお送りいただければ、この工種の製品をまとめてご相談いただけます。