FEATURE
FXシリーズ
側溝・自由勾配側溝・集水桝の天端外幅を共通にした寸法系列です。呼び300=420mm、呼び400=520mm。1本の路線を3製品で分担しても、路肩のラインは幅も見た目も途切れず、桝まで一本につながります。
天端外幅は、呼びで決まる
3製品とも、同じ呼びなら天端外幅が同じです。側溝と自由勾配側溝の切り替え点にも、桝の前後にも、幅の段差が出ません。側溝と可変側溝は蓋の模様も共通です。

| 呼び | FX側溝 | FX可変側溝 | FXフラット桝(正方形) |
|---|---|---|---|
| 250 | 360 | 360 | — |
| 300 | 420 | 420 | 420×420 |
| 400 | 520 | 520 | 520×520 |
| 500 | 650 | 650 | — |
| 600 | 760 | 760 | — |
単位mm。側溝・可変側溝は天端外幅、フラット桝は天端外形。FX可変側溝は深さによって下部幅が変わりますが、天端外幅は変わりません。FXフラット桝には長方形300×600(天端外形420×720)もあります。

3つの役割
3製品は択一ではありません。1本の路線を区間ごとに分担します。受け持ちが変わっても天端外幅は同じなので、継ぎ目に段差が出ません。
蓋はコンクリート蓋(歩道用/車道用)・グレーチング蓋・レジコン蓋から選べます。蓋類はFX側溝とFX可変側溝で共通です。

がたつかない — R面の受けで4点接触
蓋の側面は直線、本体の蓋受け部はR面です。直線とR面は点で接するため、蓋は左右端×前後端の計4点で本体に載ります。平らな面どうしの受けでは、わずかな寸法差で1点が浮いて3点接触になり、車が乗るたびに蓋が揺れます。R面の受けでは各点がR面上の自然な位置で接するので、4点とも接します。

コンクリート蓋はトップピン等による固定を必要としないので、据え付けも蓋の開閉もそのままです。
上記は側溝のコンクリート蓋の支持方式です。FXフラット桝のグレーチングはボルト固定です。
施工しやすい
- 側面が垂直 — 側面まで締め固めやすく、舗装の肩落ちが出にくい
- 内吊り — 吊具が製品の内側に納まり、水糸に触れずに据え付けられる
- 底の勾配は現場で — FX可変側溝は底張りコンクリートで勾配を調整し、天端は路面に合わせる

スリムな断面
FX可変側溝の天端外幅は、呼び300で420mm、呼び400で520mm。他の自由勾配側溝の一例(500/610mm)と比べると、この比較例では80mm/90mm小さい断面です。スリムな形状は、条件によって掘削幅・掘削土量・残土処分費の低減につながり、道路幅員を有効に使えます。
| 呼び | FX可変側溝 | 他の一例 | 差 |
|---|---|---|---|
| 300 | 420 | 500 | 80mm小さい |
| 400 | 520 | 610 | 90mm小さい |
単位mm。県内で扱われる自由勾配側溝の一例との比較です。掘削幅は基礎幅と現場条件で決まり、他社品には天端より下部が細い製品もあるため、天端幅の差がそのまま掘削幅や工事費の差にはなりません。比較例は県内で扱われる縦断用製品の公開図面・カタログ(2026年9月確認。製品により寸法は異なります)。

使える範囲(縦断用の標準品)
| 呼び | FX側溝 天端外幅/深さ | FX可変側溝 天端外幅/深さ/下部幅 | FXフラット桝 天端外形/高さH |
|---|---|---|---|
| 250 | 360 / 250 | 360 / 250〜600 / 360 | — |
| 300 | 420 / 300〜500 | 420 / 300〜1,200 / 420〜450 | 420×420 / 660〜1,060 |
| 400 | 520 / 400〜500 | 520 / 400〜1,200 / 520〜560 | 520×520 / 660〜1,260 |
| 500 | 650 / 500 | 650 / 500〜1,500 / 650〜690 | — |
| 600 | 760 / 600 | 760 / 600〜1,500 / 760〜800 | — |
単位mm。深さは呼び深。横断用・街渠型・大型品は別寸法です。寸法表の全文と、蓋・グレーチング・基礎数量は各製品ページに掲載しています。
同じ寸法系列のラインナップ
横断用/街渠型/暗渠型/曲線用 FX-R(0〜90°)/管渠型 L=2,500/大型FX可変側溝(呼び700〜1,000)。