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TOCHIWAKEMARU

土地分け丸

境界コンクリート・ブロック塀基礎/フェンス基礎

境界コンクリートを、現場打ちからプレキャストへ。造成のときは境界に、家を建てるときはブロック塀・フェンスの基礎に使えます。いま造成地の境界コンクリートの多くは、現場で鉄筋と型枠を組み、コンクリートを打って作られています。土地分け丸は、その境界コンクリートを工場で作っておき、現場では据えるだけにした製品です。Ⅰ型・Ⅰ+型・L型(擁壁として)の3タイプ、高さ250〜1,000mm・壁厚100/150/200mm。

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区分:壁・柵 / 工種:宅地造成・外構・境界・建築選び分けるヤードン・塀のねっこ

土地分け丸 製品写真
土地分け丸 施工例

01現場打ちとの違い

土地分け丸 製品の吊り込み(大分市・2025年)
施工 — 製品の吊り込み(大分市・2025年)

02据え付けの流れ

  1. 吊り込み — 吊り用インサート(両端から500mm)に吊り具を掛け、重機で吊り込みます。
  2. 据え付け — 基礎砕石・捨てコン・敷モルタルの上に据え、通りと高さを合わせます。
  3. 連結 — 据えた製品の端部にピンを差し込み(片側2か所)、次の製品を吊ったまま近づけて、端面の孔をピンに合わせて据えます。
  4. 埋め戻し・完成 — 両側を埋め戻して完成です。
土地分け丸 1. 吊り込み(吊り用インサート2か所で吊る)
1. 吊り込み(吊り用インサート2か所で吊る)
土地分け丸 2. 据え付け(通りと高さを合わせる)
2. 据え付け(通りと高さを合わせる)
土地分け丸 3. 連結(ピン2本・孔φ20)
3. 連結(ピン2本・孔φ20)
土地分け丸 4. 両側を埋め戻す
4. 両側を埋め戻す

03区画での並べ方

製品長は標準2,000mm。道路側の端部用1,000mmは、ブロック塀を割り付けるための製品です(境界だけなら標準品で納まります)。T字に交わるところで2,000mmに満たない長さは、製品をカットするか現場打ちで納めます。

土地分け丸 区画での並べ方(模式図)
模式図 — 区画での並べ方(模式図)

04製品タイプの選び方

区画の両側の地盤の高さの差(段差)で選びます。

製品タイプの選び方
タイプ高さ H(mm)壁厚(mm)段差主な用途
Ⅰ型250〜450100/150/200〜150mm高低差のない区画どうしの境界
Ⅰ+型350〜800100/150/200〜400mm段差のある区画の境界。底版で安定
L型500〜1000100/150/200擁壁として段差の大きい境界。盛土で生じる崖の高さ1m以下の擁壁(簡易な土留め)に。H900・1000はL型だけ

※段差(許容根入差)=Ⅰ型・Ⅰ+型を境界として使うときに受けられる、両側の地盤の高さの差。低い側の根入れは300mm(Ⅰ型 H250は250mm)。L型は擁壁として使います。盛土で生じる崖の高さが1m以下なら、宅地造成及び特定盛土等規制法の擁壁の設置義務はかかりません(同法施行令 第3条・第8条)。壁厚100の製品は、ブロック塀の基礎には使えません。

土地分け丸 製品タイプの選び方(中央の断面を見せた概念図)
概念図 — 製品タイプの選び方(中央の断面を見せた概念図)
05設計条件

06Ⅰ型 寸法表

縦壁だけのタイプ。高低差のない区画どうしの境界に。

Ⅰ型・標準品(縦筋用インサートなし) 寸法図(記号は下の寸法表に対応)
寸法図 — Ⅰ型・標準品(縦筋用インサートなし)
記号 H・t・L が下表の列に対応します。
Ⅰ型・縦筋用インサート付き(ブロック塀の基礎に使う仕様) 寸法図(記号は下の寸法表に対応)
寸法図 — Ⅰ型・縦筋用インサート付き(ブロック塀の基礎に使う仕様)
記号 H・t・L が下表の列に対応します。
Ⅰ型 寸法表
縦壁厚 t(mm)種類高さ H(mm)製品長 L(mm)重量(kg)根入れ(mm)許容根入差(mm)
100標準2502000120250—
150標準2502000180250—
150標準350200025230050
150標準4502000324300150
150端部250100090——
150端部3501000126——
150端部4501000162——
200標準2502000240250—
200標準350200033630050
200標準4502000432300150
200端部2501000120——
200端部3501000168——
200端部4501000216——

※境界コンクリート用(縦筋用インサートなし)が標準品。吊り用インサートは両端から500mm、端面に連結ピン孔φ20。Ⅰ型 H250はブロック塀の基礎には使えません。

07Ⅰ+型 寸法表

Ⅰ型に底版を付けたタイプ。段差のある区画の境界に。

Ⅰ+型・標準品(縦筋用インサートなし) 寸法図(記号は下の寸法表に対応)
寸法図 — Ⅰ+型・標準品(縦筋用インサートなし)
記号 H・t・B・tf・s・L が下表の列に対応します。
Ⅰ+型・縦筋用インサート付き(ブロック塀の基礎に使う仕様) 寸法図(記号は下の寸法表に対応)
寸法図 — Ⅰ+型・縦筋用インサート付き(ブロック塀の基礎に使う仕様)
記号 H・t・B・tf・s・L が下表の列に対応します。
Ⅰ+型 寸法表
縦壁厚 t(mm)種類高さ H(mm)底版幅 B(mm)底版厚 tf(mm)張出幅 s(mm)製品長 L(mm)重量(kg)根入れ(mm)許容根入差(mm)
100標準350200110100200020930050
100標準4502001101002000257300150
100標準5002001101002000281300200
100標準6002501101502000350300300
100標準7002501101502000398300400
100標準8003001102002000466300400
150標準5002501101002000401300200
150標準6002501101002000473300300
150標準7002501101002000545300400
150標準8003001101502000638300400
150端部5002501101001000195——
150端部6002501101001000231——
150端部7002501101001000267——
150端部8003001101501000310——
200標準5003001101002000521300200
200標準6003001101002000617300300
200標準7003001101002000713300400
200標準8003501101502000830300400
200端部5003001101001000255——
200端部6003001101001000303——
200端部7003001101001000351——
200端部8003501101501000406——

※底版は両端220mmずつを切り欠いた形(L=2000)。重量はこの形の値。吊り用インサートは両端から500mm。

08L型 寸法表

擁壁として使うタイプ。盛土で生じる崖の高さ1m以下の簡易な土留めに。Ⅰ+型にないH900・H1000もあります。

L型(擁壁として) 寸法図(記号は下の寸法表に対応)
寸法図 — L型(擁壁として)
記号 H・t・B・tf・L が下表の列に対応します。
L型 寸法表
縦壁厚 t(mm)高さ H(mm)底版幅 B(mm)底版厚 tf(mm)製品長 L(mm)重量(kg)前面根入れ(mm)水抜き穴の高さ 下端から(mm)
1005003501102000372350—
1006004001102000446350—
1007004501102000521350—
1008005001102000595350550
1009005501102000670350550
10010006001102000744350550
1505003501102000466350—
1506004001102000564350—
1507004501102000662350—
1508005001102000761350550
1509005501102000859350550
15010006001102000958350550
2005003501102000559350—
2006004001102000682350—
2007004501102000804350—
2008005001102000926350550
20090055011020001049350550
200100060011020001171350550

※擁壁として使うので、許容根入差の考え方は当てはめません。背面の地盤を天端より下げる場合は、その上の部分を塀として扱います。水抜き穴(φ75/95)はH800以上。

09標準の施工断面

敷モルタル20(1:3)・砕石基礎100(RC-40)。間にⅠ型・Ⅰ+型は捨てコン50、L型は均しコンクリート100。基礎幅は製品幅+両側50。Ⅰ型 H250の根入れは250。L型の裏込幅は350。吸出し防止材は縦目地に幅200・厚10、水抜穴部に200×200・厚10。

土地分け丸 標準の施工断面(単位mm・概念図)
概念図 — 標準の施工断面(単位mm・概念図)

10ブロック塀・フェンスの基礎に

境界に据えた土地分け丸は、家を建てるときに外構の基礎としても使えます。

土地分け丸 継手鉄筋の引き抜き試験(2021年・(公財)大分県建設技術センター)
実験 — 継手鉄筋の引き抜き試験(2021年・(公財)大分県建設技術センター)
土地分け丸:ねじ込み式鉄筋とJアンカーの接続左はねじ込み部の断面。オスねじ付き鉄筋を、基礎に埋め込まれたJアンカーのメスねじへねじ込む。右はブロックの一部を省略した使用例。鉄筋は納品時にはまっすぐで、最上段のブロックを置く際に曲げる。オスねじ付き鉄筋(めっき加工)ねじ込むメスねじJアンカー(埋込み)プラジョイントJアンカー(埋込み)納品時はまっすぐ最上段のブロックを置く際に曲げるねじ込み部(断面)ブロック塀への使用例(一部省略)製品長2,000mm・CB長400mm・割付ずれ200mm
縦筋用インサート付きの仕様の場合。オスねじ付き鉄筋をJアンカーのメスねじにねじ込み、その鉄筋を通してブロックを積む(模式図)

11ブロック塀・フェンスに使うときの目安

ブロック塀・フェンスに使うときの目安
タイプ縦壁厚 t(mm)高さ H(mm)ブロック高 段差なし(mm)ブロック高 段差400(mm)地上高 段差なし(mm)地上高 段差400(mm)フェンス高 メッシュ(mm)フェンス高 目隠し(mm)
Ⅰ型150250————1400400
Ⅰ型1503508004008504502000600
Ⅰ型1504506004007505501800500
Ⅰ型200250————1600500
Ⅰ型2003508006008506502200700
Ⅰ型2004508004009505502000600
Ⅰ+型1505006004008006002000600
Ⅰ+型1506006004009007001800500
Ⅰ+型1507004002008006001600400
Ⅰ+型1508004002009007001600400
Ⅰ+型20050080060010008002200600
Ⅰ+型2006006004009007002000600
Ⅰ+型2007004004008008001800500
Ⅰ+型2008004002009007001800500

※値はいずれも積める・立てられる最大の高さ。標準品・規格の根入れの場合。周辺土は普通粘性土(一軸圧縮強度50kN/m²)。ブロック高は安全率1.0以上、フェンス高は暴風時の安全率1.1以上で設定。ブロック1段=200mm。段差400は両側の地盤の高さの差。Ⅰ型の段差400は、ブロックの部分で土を受ける場合の値で、おすすめする使い方ではありません。地上高はブロックを含み、前面地盤から1.2m以下。ブロック塀の縦筋は製品2mあたり3本。壁厚100の製品とⅠ型 H250にはブロックを積めません。

12共通仕様

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