JIZAI-R
自在R連続基礎
置き式・埋設用ガードレール連続基礎
- NETIS登録
車両用防護柵(ガードレール等)の連続基礎をプレキャスト化した製品です(NETIS登録番号 CB-050040-VG・活用促進技術)。現場打ち連続基礎に比べ型枠設置やコンクリート養生の時間を省け、強度発生による供用開始まで約1/3の施工期間で施工できます。連続構造物とすることで衝突時の安定を確保し、車両の路外逸脱による乗員・第三者の人的被害を防止します。「自在R」の名のとおり自転車チェーンのように直線からカーブへ自在に曲線対応でき(曲線施工例:R=8m/9m/10m を L=2m単位)、交差点タイプは最小半径5Rまで対応します。歩車道分離・中央分離帯・置き式基礎・橋梁上・工事区間防護など多用途。支柱建て込みは「やじろべぇ式支柱建て込み工法(オプション)」で、基礎の切り込み溝にやじろべぇ金具付き支柱を差し込むだけで簡単施工。


01用途・使い分け
- 車両用防護柵の連続基礎です。交差点部など小半径(最小5R)で短い延長で設置したい箇所に適します。
- 路肩部(外R最小10R・縦断勾配最大10%)にはRS基礎を、ブロック積天端の防護柵基礎には積ガードをご検討ください。
02型式(断面 幅×高)

自在R連続基礎 4型式の断面図。B型 幅400×高450/A型 幅630×450/S型 幅650×600/H型 幅750×500(数値は型式表の断面 幅×高に対応・置き式は底版に皿部)。寸法は mm。
| 型式 | 断面 幅×高(mm) | 対応する衝突種別 |
|---|---|---|
| B型 | 400×450 | A種(置き式)・B種・C種 |
| A型 | 630×450 | A種・B種・C種 |
| S型 | 650×600 | A種・B種・C種 |
| H型 | 750×500 | SB種・SC種(新規格H型はSB種に対応) |
03設計条件(安定計算)
車両用防護柵標準仕様・同解説の連続基礎設計を参考に、連続延長で衝突荷重を受け持つ考えで安定計算しています。
- 衝突高さ hp=0.6m/コンクリート単位体積重量 γc=23kN/㎥/土の単位体積重量 γt=19kN/㎥/土の内部摩擦角 φ=30°/基礎地盤の摩擦係数 μ=0.6/基礎地盤の許容支持力 300kN/㎡/輪荷重 Wt=25kN/受働土圧 考慮する
04種別と衝突荷重
| 種別 | 衝突荷重(kN) |
|---|---|
| C種 | 30 |
| B種 | 30 |
| A種 | 55 |
| SB種 | 80 |
| SC種 | 60 |
05参考延長一覧表(埋設使用・安全率1.5/計算上の必要延長)
| 衝突条件 | 衝突荷重 | 現場打連続基礎 | S型650×600 | A型630×450 | B型400×450 |
|---|---|---|---|---|---|
| A種 | 55kN | 10m(基礎幅1130) | 20m(基礎延長21m・幅650) | 29m(幅630) | — |
| B種・C種 | 30kN | 10m(幅770) | 10m(基礎延長11m・幅650) | 15m(幅630) | 28m(幅400) |
※擁壁内側に使用する場合は擁壁の構造検討・安全検討が必要。現場状況に合わせて計算・提案。
06参考延長一覧表(置き式使用・安全率1.5/計算上の必要延長)
| 衝突条件 | 衝突荷重 | A型630×450 | B型400×450 | H型750×500 |
|---|---|---|---|---|
| A種 | 55kN | 26m | — | — |
| B種・C種 | 30kN | 14m | B種33m・C種34m | — |
| SB種 | 80kN | — | — | 24m |
| SC種 | 60kN | — | — | 18m |
07バリエーションと重量(B型 400×450/支柱間隔 2.0m・1.5m・1.0m)
接続は 端部A→基本→…→端部B。支柱間隔2.0m品は 500+2000+…+2000+500 で連結。
| 規格 | 全長(mm) | 重量 |
|---|---|---|
| 基本(2m) | 1,975 | 778kg |
| 端部A(2m) | 1,275 | 547kg |
| 端部B(2m) | 1,700 | 566kg |
| 基本(1m) | 975 | 346kg |
| 端部A(1m) | 575 | 257kg |
| 端部B(1m) | 1,000 | 274kg |
08バリエーションと重量(A型 630×450・A型偏芯タイプ/支柱間隔 2.0m・3.0m)
A型と偏芯タイプは重量同一(偏芯はボルト位置が200/430、標準は315/315)。基本3mは延長調整用。
| 規格 | 全長(mm) | 重量 |
|---|---|---|
| 基本 | 1,965 | 1,202kg |
| 基本3m | 2,965 | 1,846kg |
| 端部A | 1,150 | 820kg |
| 端部B | 1,815 | 883kg |
09バリエーションと重量(S型 650×600/支柱間隔 2.0m)
| 規格 | 全長(mm) | 重量 |
|---|---|---|
| 基本 | 1,975 | 1,690kg |
| 端部A | 1,150 | 1,178kg |
| 端部B | 1,825 | 1,241kg |
10先端工(端部処理・いずれもB型用)
| 名称 | 主要寸法(mm) | 重量 |
|---|---|---|
| ノーズブロック | 上面長2,290/底版長2,715 | 1,284kg |
| ノーズブロック ドラム(ND) | 上面長1,710/底版長2,135 | 933kg |
| ノーズドラム(NDW) | 上面長2,155/底版長2,580 | 2,530kg |
11設置歩掛り10m当り・※長尺L形側溝の設置歩掛りを引用
| 名称 | H型・S型・A型 数量 | B型 数量 | 単位 |
|---|---|---|---|
| 土木一般世話役 | 0.21 | 0.14 | 人 |
| 特殊作業員 | 0.21 | 0.14 | 人 |
| 普通作業員 | 0.42 | 0.28 | 人 |
| 連続基礎ブロック | 5.00 | 5.00 | 個 |
| トラッククレーン賃料(4.9t吊り) | 0.21 | 0.14 | 日 |
| 諸雑費 | 4.00 | 4.00 | % |
12施工手順(置き式)
- 荷姿・アイボルトの取付け:アイボルトM20をインサートに奥までねじ込む。
- 製品の吊り上げ。
- 製品の設置:設置予定場所に置く(あらかじめ墨出しをしておくと施工が早い)。
- 連結ボルトの取付け:連結ボルトM27(M27×305)をT型レンチで締め付ける。
- キャップの取付け:連結ボルト部・吊りインサート部にキャップを取付け(連結ボルト部キャップは仮設の場合のみ)。
- 防護柵の建込(完了)。






13設置後の取り外し手順
連結ボルトを外す→製品の片側を皿部から外れるまで持ち上げ→吊ったまま約50cm回転移動→横へ移動→取り外し完了(約10分)。逆手順で再設置が可能で、仮設・盛替えに対応。
14自在R連続基礎 交差点タイプ(250型 1105×300)
埋設物が多い交差点部に最適なプレキャスト連続基礎。最小半径5Rまで対応し、短い延長で防護柵を設置でき交通規制を早期解放できます。支柱建込穴にスパイラル鋼管を埋設し、防護柵設置基準・同解説に準拠した支柱建込深250mmに対応。基礎天端を一段下げて道路の見た目を圧迫しません。連続設置延長5mで安全確保可能(B・C種のみ)。施工断面は歩道側705mm・車道側400mm、基礎幅1,105mm・全幅1,205mm(敷モルタル1:3・基礎材RC-40)。市街地の浅層埋設物で防護柵建込ができない/短延長設置/交通規制の早期解放が求められる現場向け。
- 安定計算(B種・C種 30kN):現場打連続基礎の必要延長10m(基礎幅770)に対し、交差点タイプ250型(1105×300・厚300mm)は必要延長5m。
- 規格・寸法・重量(製品は天端高400mm・側高705mm共通/端部の段145・55・15・45mm/詳細な底版段形状は図面を参照):

自在R連続基礎 交差点タイプ(250型)の施工断面図。歩道側705・車道側400・基礎幅1,105・全幅1,205(敷モルタル1:3・基礎材RC-40・支柱建込250)。寸法は mm。
| 規格 | 平面寸法(mm) | 底版長さ(mm) | 重量 |
|---|---|---|---|
| 基本 | 337+100+1,585+100+278(=2,400) | 1,975+425(=340+2,060) | 1,159kg |
| 基本3m | 337+100+2,585+100+278(=3,400) | 全長2,780(底版下2,975) | 1,755kg |
| 端部A | 337+100+1,263(=1,700) | 340+1,360(全長1,700) | 907kg |
| 端部B | 1,322+100+278(=1,700) | 1,275+425(全長1,700) | 841kg |
15たわみ性防護柵の支持条件(参考・平成16年3月改定)
「防護柵の設置規準・同解説」「車両用防護柵標準仕様・同解説」は平成16年3月に改定(景観配慮の防護柵整備/支柱式基礎の背面土量算出方法/連続基礎の設計方法)。土中埋込み用たわみ性防護柵の対応は、①支柱1本が関与する背面土質量の評価 ②不足分をコンクリート根巻き構造で補う ③根巻き形状が施工性に影響する場合は連続基礎構造で対応、という流れ。自在R連続基礎は③の連続基礎構造に該当します。
16規格・認定
- NETIS登録
NETIS 登録技術です。