株式会社 池永セメント工業所電話でお問い合わせ 097-597-3113お問い合わせ

FEATURE

ザ・ウォールⅡのコーナー製品

ザ・ウォールⅡのコーナー製品は、90°以上180°未満の任意の角度で一体製造します。擁壁長は高さと角度に応じて短くでき、道路の角の隅切りも小さな寸法で納まります。

コーナー製品で交差点の角を納めた造成地
コーナー製品で交差点の角を納めた造成地(大分市)

角度は任意 — 90°以上180°未満

コーナー製品は、前面どうしの角度を指定して一体で製造します。敷地の折れ点の角度に、そのまま合わせられます。

前面どうしの角度を指定して一体製造したコーナー製品の形状説明図と、擁壁長Lを標準1,700mmから最小1,400mmに短くした例(高さ2.25m・135度)
前面どうしの角度を指定して一体製造したコーナー製品(形状説明図)と、擁壁長Lを短くした例(高さ2.25m・135°)。
工場で製造したザ・ウォールⅡのコーナー製品
工場で製造したコーナー製品(2022年)

隅切りを小さく — 最小1.8m/2.8m

コーナー製品は両側の擁壁長Lを短くできます。直角の角を二等辺に隅切りするとき(両端が135°)、前面の辺の長さは擁壁長Lの最小値の2倍で納まります。

高さ擁壁長Lの最小隅切りの辺の最小
1.0〜1.5m900mm1.8m
1.75〜3.0m1,400mm2.8m

直角の角を二等辺に隅切りした場合(両端135°)。辺の長さは前面で測定。

道路の角を二等辺に隅切りした平面概念図。両端に135度のコーナー製品を2つ使い、高さ2.25mでは擁壁長Lを1,400mmに短くして隅切りの辺を2.8mに納める
高さ2.25mの平面概念図。両端に135°のコーナー製品を2つ使い、擁壁長L1,400mm×2=2.8mで隅切りを納める。

擁壁長Lの調整範囲 — 重さは17〜58%減

角度の区分ごとに、標準より短い擁壁長Lで製造できます(両腕とも短縮可)。Lを最小にすると、製品の重さは17〜58%軽くなります。

呼び名高さH(m)標準のL90°≦θ<120°120°≦θ<130°130°≦θ<150°150°≦θ<180°
HC1000A〜HC1500A1.00〜1.501,5001,300〜1,500
最大17%減
900〜1,500
最大47%減
900〜1,500
最大46%減
900〜1,500
最大44%減
HC1750A〜HC2250A1.75〜2.251,7001,7001,400〜1,700
最大21%減
1,400〜1,700
最大20%減
1,000〜1,700
最大45%減
HC2500A2.501,9001,9001,9001,400〜1,900
最大30%減
1,000〜1,900
最大52%減
HC2750A2.752,0002,0002,0001,400〜2,000
最大35%減
1,000〜2,000
最大55%減
HC3000A3.002,1502,1502,1501,400〜2,150
最大40%減
1,000〜2,150
最大58%減

単位mm。%はLを最小にしたときの重さの減少率。規格外の高さは直近上位の規格を準用します。入隅(180°を超える角)は、コーナー製品ではなく直線部製品を組み合わせて納めます。認定範囲のコーナー製品を使えない隅角部は、「宅地防災マニュアルの解説」に従って現場打ちコンクリート構造とします。控えブロック(コーナー擁壁の滑動を防ぐ部材)は、土の内部摩擦角φ=30°以上なら不要、φ=25°以上30°未満では高さ・角度・擁壁長の条件により取り付けます。

コーナー製品の平面概念図。標準の例(HC2250A・90度・両腕とも標準L1.70m)と、擁壁長を短縮した例(HC3000A・130度・両腕L1.40m、標準は2.15m)
平面概念図。点線の控えブロックは必要時のみ。短縮例の薄い点線は標準形状。

直線部の特長と規格

呼び名高さH底版幅B質量
H1000A1,0007501,020
H1250A1,2509001,290
H1500A1,5001,0501,590
H1750A1,7501,2002,040
H2000A2,0001,4002,440
H2250A2,2501,6002,880
H2500A2,5001,8003,490
H2750A2,7501,9504,050
H3000A3,0002,1004,660

単位mm・kg。質量は滑面の値。寸法の全項目・歩掛・使用材料はザ・ウォールⅡの製品ページに掲載しています。

施工中のザ・ウォールⅡの直線部
施工中の直線部(大分市・2025年)

設計・施工の条件(抜粋)

項目条件
設計条件積載荷重10.0kN/m²(積雪を含む)。地表面の勾配は水平。裏込土・基礎地盤の内部摩擦角φ=30°以上、または25°以上30°未満。設計水平震度kh=0.225。
根入れ深さφ=30°以上:35cm以上かつ見え高の15/100以上。φ=25°以上30°未満:45cm以上かつ見え高の20/100以上(岩盤に接着する場合を除く)。
基礎基礎地盤の許容応力度が不足する場合は、置換え・地盤改良・杭基礎等を選定。擁壁底面との間に厚さ2cm程度の敷モルタル。
排水背面に厚さ30cm以上の透水層(透水マット可)。水抜穴と目地に吸出し防止フィルター。
フェンス支柱間隔2m以下・風圧力1kN/m以下・自重50kg/m以下。設置できる高さは地域の基準風速と見付率で変わります。

出典:認定L型擁壁協会 ザ・ウォール部会『ザ・ウォールⅡ(耐震型)kh=0.225』カタログ。

大臣認定 — 構造計算が不要

国土交通大臣認定(宅地造成及び特定盛土等規制法施行令)の擁壁です。認定条件の範囲内で使えば構造計算が不要で、計画から許可までの期間を短縮できます。

ザ・ウォールⅡの寸法表 →

仕様・お見積りのご相談

CADデータの申込みも承ります。お気軽にどうぞ。